Matching Template Recipe File

neoEBV は Matching Template Recipe File を読み込んで、pattern-match に使用する図形や測長点を配置することができます。

コマンド

Matching Template Recipe File はコメント、テンプレートグループ、テンプレートグループに属する図形と測長点について記述することができます。

• TEMPLATE
• AREA
• POINT
• MEASURE

コマンドと書式

コメント

# が先頭にある行はコメント行として扱います。コメント行はどこに書いても構いません。

# comment

TEMPLATE

テンプレートグループを作成します。
id= オプションを指定することで任意のテンプレート名を指定できます。
id= が指定されなかった場合、ファイルに記載されている順に Template1, Template2, … と自動で割り当てられます。
テンプレート名が重複した場合、エラーとなります。
TEMPLATE コマンドには AREA コマンド または POINT コマンドが最低でも 1 つ必要です。 TEMPLATE コマンドには 0 個以上の MEASURE コマンドを指定することができます。

TEMPLATE [id=<name>]

AREA

指定した領域から図形を作成します。
テンプレートグループに指定した領域に完全に含まれる図形が追加されます。

AREA <sx (um)>,<sy (um)>,<ex (um)>,<ey (um)>

POINT

指定した座標から図形を作成します。
テンプレートグループに指定した座標に存在する図形が追加されます。

POINT <x (um)>,<y (um)>

MEASURE

測長点を作成します。

MEASURE <DIRECTION> <x (um)>,<y (um)>

項目	説明
Direction	X, Y, <角度を表す数字>

Matching Template Recipe File サンプル

# 1 つ目の TEMPLATE
TEMPLATE id=Test
# 図形の領域指定
AREA 0.083,0.05,0.76,0.45
# 測長点の追加
MEASURE X 0.675000,0.138000
MEASURE 45 0.332000,0.418000

# 2 つ目の TEMPLATE 分
TEMPLATE
# 図形の座標指定
POINT 0.436,0.902
POINT 0.44,0.759
POINT 0.695,0.842
# 測長点の追加
MEASURE 40 0.585,0.887
MEASURE Y 0.505000,0.835000