カラム式

Mark Panel におけるカラムを使用した式

Mark Panel にてフィルタの指定や計算値カラムへの式指定に使用する数式です。

フィルタに使用する場合は演算結果が論理値に、$X, $Y, $Size に使用する場合は演算結果が数値になるように指定します。 $Shape, $Color への指定は数値指定文字列指定いずれも可能です。 それ以外への指定は文字列となるように指定します。

型が違った場合の処理結果は不定です。

  • カラム名をそのまま変数として使用できます。 (カラム名が Val であれば Val + 100Val == "show" 等)
  • 文字列は"で括って表現します。括らない場合、カラム名とみなされます。
  • 値は論理 (true/false) 型、文字列、整数 64bit、浮動小数点 64bit 型を自動判別して扱います。

使用可能な演算子

演算子 説明
+ 加算演算子
- 減算演算子
* 乗算演算子
/ 除算演算子
% 剰余演算子
| or || 論理和演算子
& or && 論理積演算子
^ 否定論理和演算子
== 等価演算子
!= 不等価演算子
< 未満演算子。文字列の場合は辞書順に比較します。
<= 以下演算子。文字列の場合は辞書順に比較します。
> 超過演算子。文字列の場合は辞書順に比較します。
>= 以上演算子。文字列の場合は辞書順に比較します。
=~ 正規表現演算子。左辺の文字列が右辺の正規表現にマッチした場合真となります。
=* ワイルドカード演算子。左辺の文字列が右辺のワイルドカード指定にマッチした場合に真となります。

使用可能な関数

関数 説明
abs(a) 絶対値を返します。
sqrt(a) 平方根を返します。
log(a) 自然対数を返します。
exp(a) 指数を返します。
hypot(a, b) ユークリッド距離を返します。
ifelse(cond, a, b) cond には logical を返す数式を指定します。cond が真のとき a, 偽のとき b を返します。
real(a) 実数化します。
integer(a) 整数化します。
string(a) 文字列化します。
decimal(a, b) 数値 a を小数点以下 b 桁の文字列にして返します。
isna(a) NA かどうかを返します。
random(from, to) 指定された範囲内の小数の乱数を返します。
floor(a) a の小数点以下を切り捨てた値を返します。
ceil(a) a の小数点以下を切り上げた値を返します。
round(a) a の小数点以下を四捨五入した値を返します。
最終更新 17.04.2024