バーコード解析

選択した領域の画像を解析してバーコード情報を読み取ります。

実行方法

スクリーンから直接実行する

スクリーン上で右ドラッグを実行し、バーコード領域を選択します。 マウスのボタンを離すとコンテキストメニューが表示されるので、Decode を選択します。

Screen R Drag Menu Decode

解析結果はInspection Panel に登録され、スクリーン上に表示されます。

Figure Decode Added

表示された解析結果を右クリックすると、コンテキストメニューが表示され、以下の操作ができます。

メニュー 実行内容
Show スクリーン上のデコード結果の表示・非表示を切り替えます。
Display/Name スクリーン上のデコード結果の名前の表示・非表示を切り替えます。
Display/Coordinates スクリーン上のデコード結果の座標の表示・非表示を切り替えます。
Color スクリーン上のデコード結果の表示色を指定します。

Decode ダイアログから実行する

以下のいずれかの操作で Decode ダイアログを表示します。

  • スクリーンのコンテキストメニューから Decode を選択
  • Inspection Panel の空白部分を右クリックすると表示されるコンテキストメニューから Decode を選択

Screen Decode Dialog

Area に領域を入力して OK を押すと計算が実行されます。

Area File を指定して実行する

メインメニューから Load AreaFile/Decode を選択すると Open AreaFile for Decode ダイアログが表示されます。

File Dialog

Area File を指定して OK を押すと、ファイルに記述された領域に対して解析が実行されます。詳しくは Area File ページをご覧ください。

コマンドラインから実行する

起動時に--barcode-area オプションを使って領域か Area File を指定すると、起動後に解析処理が実行されます。

$ nebv --barcode-area=/path/to/areafile.txt ...
$ nebv --barcode-area="0,0,100,100" ...

Area File の記法について詳しくは Area File ページをご覧ください。

詳しくは 起動オプション ページの --barcode-areaをご覧ください。

デコード結果をターミナルに出力する

起動時に --barcode-area オプション 、--headless オプション を指定すると、GUI を起動せずに解析処理が実行され、結果はターミナルに出力されます。また、--exit オプション を指定すると全ての処理の終了後に neoEBV を終了します。

$ nebv --barcode-area=/path/to/areafile.txt --headless --exit ...
$ nebv --barcode-area=="0,0,100,100" --headless --exit ...

制限事項

  • 解析できるバーコード、2 次元コードは以下の 4 種類です。
    • CODE_39
    • CODE_128
    • QR_CODE
    • DATA_MATRIX
最終更新 05.12.2024